銀行系カードローンは消費者金融のバックアップで成り立っている

急にお金が必要となった時、あなたはどこからお金を借りようとするでしょうか?

担保や保証人を用意して銀行からお金を借りたり、金融公庫などからお金を借りるという方法を思いつくかも知れませんが、それらの借入方法が容易ではないことも同時に思い浮かぶかも知れません。

そこで、手軽に借り入れをする方法としてカードローンが普及しています。カードローンは消費者金融だけでなく、銀行カードローンもあり、担保も保証人も不要で手軽に借り入れを行うことが可能です。

消費者金融よりも銀行カードローンの普及が目立ち、消費者金融よりも低金利での借り入れが可能となっている舞台裏では、消費者金融が銀行カードローンを支えているという実態があります。

今や銀行の貴重な収益源となっているカードローン。その事情に迫ります。

カードローンとは

カードローンとは、消費者金融や銀行が発行するローンカードを利用して、借入限度額までであれば自由に借り入れや返済ができるローンのことをいいます。

担保も保証人も要らず、申し込み後の審査に通過すればすぐに利用が可能です。

早ければ即日審査結果が分かる上、中には融資自体を即日可能としているところもあり、急ぎで借り入れをしたい人の助けとなっているようです。

借入限度額や金利は、申込者の返済能力や借入希望金額によって決定されますが、法律で上限金利が決まっているため、悪質な金利に悩まされる心配はありません。

返済能力も審査でしっかりと確認されるため、無理な借金となりにくい面もあります。

ただし、必ずしも全員がきっちり返済できているわけではなく、遅延や滞納により信用情報にキズが付いている人もいらっしゃるようなので、計画的な利用が前提となっています。

銀行系カードローンと消費者金融系カードローンの違い

銀行系のカードローンと消費者金融系のカードローンの違いは大きく分けて2つあります。1つは金利、もう1つは審査の難易度です。

消費者金融系カードローンの金利が約3.0%から18.0%であるのに対して、銀行系カードローンの金利は1.6%から17.8%で、銀行系カードローンのほうが全体的に低金利となっています。

反面、金利が低い分だけ借入審査の難易度が高く、借りやすさの面では消費者金融に軍配が上がります。

銀行カードローンの審査に落ちた時の受け皿として消費者金融を活用している人もいるようで、マーケットに若干の差があるといえるでしょう。

ちなみに、銀行カードローンは郵送物もローンカードも銀行名が入っているため、家族などの周りの人に借り入れがバレにくいというメリットもあります。

銀行がお金を貸してくれる仕組みは保証会社にある

銀行が担保もなしでお金を貸してくれる理由はどこにあるのでしょうか?通常は銀行がお金を貸す場合には担保ありきの融資が前提となっています。

企業に対して融資をする場合には不動産担保を取ることが一般的ですし、個人に対して融資をする場合には定期預金の範囲が前提となります。

にも関わらず銀行カードローンはこれらを必要とせずに個人に融資をしており、そのカラクリに首を傾げる人もいらっしゃることでしょう。

実は、銀行が無担保で融資をしてくれる背景には、保証会社の存在があります。

保証会社とは審査と債権の保全をしている会社のことで、たとえば遅延や滞納の場合に返済分を保証会社が立て替えて払い、後日保証会社がその分を回収するという存在です。

いざという時には消費者金融が保証している

万が一融資をした金額が帰って来なくなったとしても、保証会社が支払ってくれるため、銀行としてはリスクを負うことがありません。

そのため、無担保でも融資をすることが可能となっているのです。そんな保証会社は、実は消費者金融が担っています。

消費者金融も銀行も、カードローンの発行者という意味では同業者で、競合他社といえるかも知れませんが、消費者金融の高いレベルでのノウハウや信用情報のチェックなど、銀行だけではまかなえない内容を、消費者金融と手を組むことで補っているのが実情となっています。

ちなみに、具体的な銀行と保証会社の関係は、三菱東京UFJ銀行やじぶん銀行、セブン銀行の保証会社がアコム。三井住友銀行や住信SBIネット銀行はプロミスが保証会社となっています。

銀行名 保証会社
三菱東京UFJ銀行 アコム
じぶん銀行 アコム
セブン銀行 アコム
三井住友銀行 プロミス
住信SBIネット銀行 プロミス

銀行系カードローンは消費者金融に支えられている

このように、銀行系カードローンは消費者金融と密接に関係しているどころか、消費者金融が銀行系カードローンを支えているといっても過言ではありません。

銀行が安心して融資をできる土壌には、同じカードローン業界である消費者金融の存在が大きく関わっているのです。

カードローンは銀行にとって貴重な収益源となっており、銀行の収益を消費者金融が支えているといいかえることもできます。

銀行系カードローンは今後も利用者の増加が予想される

銀行系カードローンは利用者が手軽に借り入れができるカードローンで、即日審査や即日融資など、急ぎの借入希望者にもありがたいサービスを提供しています。

消費者金融よりも低金利な上、銀行名での融資となるため、消費者金融での借金に抵抗を持っている人でも気兼ねなく借り入れることができます。

家族や友人、会社の同僚に内緒で借り入れをしている人も多く、自宅への郵送物や勤務先への在籍確認が銀行からの場合、借金がバレにくいという特徴もあります。

利用者にとっての利便性の良い銀行系カードローンは、消費者金融が保証会社として支えているため、銀行側としては融資がしやすいというメリットがあります。

貸す側も借りる側もメリットが多い仕組みが出来上がっているため、今後も利用者の増加が予想されています。

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